Sunday 18 December 2011

勇鮨 Isami Zushi ‐パリ・サンルイ島

19時に予約を入れていましたが、ルフトハンザ航空のフライトが遅れてタクシーを飛ばしても20時になってしまいました。南米からの直行ではやはりリスクがあったようです。それにクリスマス前、ホテル近くのオスマン通りは渋滞がひどくタクシーが動かないではないですか。

そんな理由で、レディを19時から待たせてしまったことになる。入った途端に20時半まで、つまり後30分しかないと若いお兄ちゃんから告げられた、そんな話を聞いてはいないと突っぱねても、店の都合なのでしょう、擦り合わせしかないのか、パリの寿司屋はこんなものですかね、と様子を見ておりました。

私のレディによれば、入った時は客は彼女一人で23時まで大丈夫と説明していたところを見ると、あとから予約が入ってきたのでしょうか、その後、8時30分までですと告げたようでレディは憤慨しておりました。レディ一人でメインの料理を注文しないのなら追い出すつもりだったのでしょう。ぎりぎりで私が入ってきたのですが前述の通りです。

この人も時間制限にコメントしている。
http://fuanita2.exblog.jp/4781560/

今回、この店にしたのは、10数年来の知人(レディ)がパリで本格的な鮨が食べたいと言うのでパリでは老舗の一つ(1992年開店)であり良い評判を聞いていたこの店にしたのです。私が到着した20時ごろには満席状態でしたので、その評価は継続して良いということなのでしょう。海外の日本料理で料理人が日本人でないと、特に寿司は寿司職人でないと本来の質は提供できないと考えているのです。

しかし時間制限の話は理不尽過ぎる。私が入る前からいた客が、私たちが出るときにもそのまま居続けたので、時間制限なのか、馴染み度で判断しているのか、よくわからない。あとからもったいぶって9時までなら何とかしますと言ってきた、この対応にも閉口してしまった。その後も隣のフランス人は悠々とデザートを食べていたのだ。

さて料理だが、お通しはあんきもと巻貝の煮付け、そして、上寿司盛り合わせ(35Euro)と刺身盛り合わせ(38Euro)を注文した。これを30分で食って出て行けと言っているのと同じだ。

上寿司は、マグロ、タイ、イカ、ホタテ、甘エビ、サーモン、アナゴ、イクラ、玉子焼き、細巻き等。鮮度は良さそうで美味しいのですが、上寿司としてはやや役不足の印象でした。

刺身盛りは全てヨーロッパ産とのこと。マグロ、タコ、甘エビ、サーモン、アジのたたき、サバ、イカ。マグロは赤身ながら質が良かった。地中海産でしょう、もしかしたら畜養マグロかもしれません。

みそ汁(鮭)を最初に持ってこられたのも閉口したが、フランス流?。料理は美味いのですが、繰り返しになりますが時間制限には閉口した鮨屋でした。パリNo.1との評判なので、だろうか。もう少しゆっくりと食事ができないとお話も出来ません。店が客を選んでいる印象です、一見さんでもタイミング次第かも。仕切り直してもう一度行ってみると印象が変わるかもしれません。

客層は、4分の3が日本人(この日)、特にカウンターは日本人だけでした。常連なのでしょう、年配のご夫婦他、若い人はいませんでした。

スタッフは若いお兄ちゃん、おじさんがウエイター役、寿司マスター(大将でしょう)がカウンター内で料理を一人で作っていました。他に会計役の女性が一人です。かなり忙しそうでしたね。

メニューは日本語しか見ませんでしたが、フランス語版もあるのかな?飲み物は日本酒各種、ワイン各種ありました。

支払いは、MasterとVISAは可です。

1992年開店、 カウンター6席程度、テーブルは4人掛け4つ程度、2人掛けが4つ程度。要予約。

勇鮨
4 quai d'Orléans 75004 paris
01 40 46 06 97

ぐるなび
http://www.gnavi.co.jp/world/europe/paris/w505513/

この店を選んだ情報源
http://francoissimon.typepad.jp/simon_says/2007/04/post_3ff4.html

関連情報
http://france-tourisme.net/p-restaurant-paris-cite-stlouis/04-stlouis-Isami.htm

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